2011年10月17日

Memories of Midnight

Memories of midnight (Sidney Sheldon)明け方の夢 シドニーシェルダン(404ページ)Memories of Midnight [マスマーケット] / Sidney Sheldon (著); Grand Central Publishing (刊)
内容(「BOOK」データベースより)
無実のアメリカ青年ラリーは悔し涙を流しながら刑場の露と消えた。成金男デミリスの高笑いが今日も聞こえる。この世に神はいないのか?ヘビのようなマフィアと、鬼のようなデミリスの、命を懸けた知恵比べ。殺しても足りない憎悪の夫婦。お互いに相手のスキを窺う義兄弟の死闘。敵の手中にありながら疑がうことを知らないヒロイン。ロンドンとアテネを股に掛けて運命の男女が追いつ追われつのドラマを展開する。神に一番近づけるのは誰か?


necoさんおすすめの"memories of midnight"が図書館にあったので昨日借り、さっそく読み始めたら面白すぎて止められず、英語も読みやすいので結局二日で読み終えてしまいました。この本の前編の"the other side of midnight"は数年前に読んだので内容はあまり覚えていない状態だったので、読み始める前は話についていけるかちょっと不安でしたが、前編の重要な箇所についてはところどころ触れてあり、思い出しながら読み進められました。

舞台は香港の九龍から始まりアテネ、ロンドン etc. を駆け巡り、最後の方には新婚旅行で行ったベネチアも出てきて嬉しかったです。necoさんの言うとおり、舞台の説明が詳細で旅行に行った気にさせてくれる本です。主要な女性の登場人物が三人出てきますが、共通点は並外れて美しく、聡明ですが、男性を見る目がないばかりに破滅に向かっていくところです。

ラストですが個人的には法廷シーンが好きなので、最後も法廷ですべてを暴き出す、というのがよかったかな〜。でも最後までハラハラドキドキ一気に読めました。活字中毒の私にとっては、眠いのに面白すぎて読むのを止められない本がある夜ほど嬉しい夜はないでするんるん

久しぶりにシェルダンを読んで、やっぱりシドニーシェルダンは最高のエンターテイメント作家だと再認識しました。読んだ後に何も残らない小説と批判されているのをたまに見ますが(確かにそうですけど)、読んでいる時にこれだけ楽しませてくれたらいいじゃん、と思います。本人もそれを目指していただろうし。ただ、本当にご都合主義なので、あまり深く考えすぎないで楽しむのがいいと思います(なぜ抜け目のない性格なはずのデミリスがキャサリンをそんな理由でそんな風にそこまで生かしておくの?等考えたらきりがありません)。

posted by Haru at 00:25| Comment(4) | 読書記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんばんは。

そうそう、この小説、おもしろくて止まらなくなるんですよね。(私は読んだのは日本語翻訳版ですが・・)

前作は、かなり重い内容で、
このヒロインの苦労を知っているだけに、
続編ですっきりした気分になった思い出があります。

しかし、この内容を英語で読んで理解できるとは、かなり尊敬です。

シドニーシェルダンの小説は、
批判する方がいるという事は理解でします。
アメリカ映画とか嫌いな人の感覚に近いんじゃないかな?

でも、どんなにいいものでも、
感想は人それぞれ違うと思うので、
結局、自分が面白ければいいんですよね。
Posted by neco at 2011年10月17日 23:26
necoさん、こんばんは☆

お勧め通りめちゃくちゃ面白くて、早く先が知りたくて一気読みしてしまいました。

そうそう、真夜中は別の顔でヒロインが凄く気の毒なのですよね。デミニスの奥さんにも幸せになってほしかった。デミニスが窮地に陥った時は思わずガッツポーズでした。女の敵です。しかしこの人こんなことばかりしてて、ちゃんと仕事しているのか?と思いました。

>しかし、この内容を英語で読んで理解できるとは、かなり尊敬です。
初めて英語の小説を読んだときは、辞書引き引きで全然進まなかったのですが、いろんな小説を読んでいるうちに同じ単語が出てくるので辞書を以前ほど使わなくても読めるようになりました。しかし違うジャンルの小説に挑戦するとまた辞書が必要になり(先日はファンタジー初挑戦で苦労しました)、その繰り返しでいつかなんでも日本語のように読める日がくるのを願ってます。

そうそう、自分が面白ければいいんですよね。なのでしばらくシェルダンの小説にハマりそうです。
Posted by haru at 2011年10月18日 00:42
この本、「真夜中は別の顔」も「明け方の夢」もず〜っと以前に読みました。もちろん邦訳ですが。その頃、シドニーシェルダンに夢中になってたかも。
面白くて夢中で読んでましたが、なんかダークな部分も感じて後味は複雑な気分だったような…そんな記憶です。

>いろんな小説を読んでいるうちに同じ単語が出てくるので辞書を以前ほど使わなくても読めるようになりました。

その感覚わかります。単語だけでは覚えられないですが、文章の中で出てくるとだんだん推察できてそのうちなんだかわかるって気になる。多読だけで知った言葉いくつもあります。物語の力ってすごいなって思います。だからやめられないわ。
Posted by sazaechan at 2011年10月18日 19:51
sazaechanさん、こんにちは!お返事が遅くなってしまいすみませんでした。

sazaechanさんもシェルダンに夢中になっていた時期があったのですね(^o^)私は英語の勉強を始めた時期に一度はまって何冊か英語で読みました。同時期に買ったハリポタ原書は数ページで分からなくなり放置して、今に至ります・・・。ハリポタの方が難しかったです。シェルダンはかなりダークな部分がありますよね。でも思いっきりフィクションで、現実味がないので救われているようなところがあります。登場人物は皆超美形と超リッチなんですよね〜。

多読万歳ですよね!例えば「トワイライト」で"sheepishly"とういう単語が出てきて辞書で調べたのですが、その後読んだ二冊の原書にもこの単語が何度も登場してきて、意味がしっかり覚えられるばかりか、いろんな場面を通じてその単語の適切な使い方を理解できるようになるのが嬉しいです。何よりいいのが、勉強という感じではなく趣味として英語を勉強できるところです。sazaechanのように映画もまた楽しめれば完璧な感じです。
Posted by haru at 2011年10月21日 09:36
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